自分の軸をしっかり持ち、以前より自分の気持ちを大事に主張できるようになったと思います!

豊嶋 愛さん

私の海外留学は、オーストラリアのケアンズで4カ月、シドニーで7カ月と合計1年ほど行きました。当初はケアンズに長く滞在する予定でしたが、語学学校の内容が聞いていたものと違い、再度現地で学生ビザを取り直してシドニーの学校に転校しました。

シドニー自体は大きいのですが、住んでいた場所がCBDということもあり、オペラハウスをはじめとした観光スポットやショッピングをする場所などへは基本的に歩きで生活出来ました。海へもバスで30分ほどで行くことができ、休みの日や学校の終わりによく行きました。なんでも揃う利便性と、近代的な建物、その中に融合された大きな公園や広場。都会でありつつ自然が近くに感じられる部分もありバランスが良く心地が良い街です。気候もカラッとして過ごしやすいので公園でひたすらぼーっと考え事をしたり、友人とのおしゃべりや、本を読んだりと公園で過ごす時間は長くとてもリラックスできる場所でした。今一番恋しく思っている時間かもしれません。

旅行でインドネシアやスペインなどに行った際は、人々の様子や、街並みから異国感を感じましたが、シドニーは元々多国籍国家であるということや、建物の雰囲気も日本と似ていたり、日本食店もあったりと、背伸びする必要も無く気づいたら馴染んでいた気がします。

ご飯に関しては外食だと、ランチでも最低20豪ドルはしたので高いと感じましたが、エスニック料理屋さんが多く、当時はタイ料理や韓国料理をよく食べ楽しみました。シドニーでタイ料理の美味しさに目覚め、特にカオソイが好きで東京でもお気に入りのお店でよく食べています!ココナッツミルクとカレーベースのスープに麺が入ったラーメンの様な料理なのですが、日本人が好む味かと思うので是非食べてみてほしいです。

ケアンズ滞在時にホームステイした先は、ホストファザーが中華系でご飯も美味しく文化の違いで戸惑いを感じたことはないですが、亜熱帯気候が生み出す、虫たちの大きさにはかなり驚きました。アリやゴキブリ、蚊までもが日本で見るものより大きく虫が得意ではない私にとってはかなり堪えました(笑)

また水不足の問題もあり、蒸し暑く大量に汗をかいても洗濯できるのは週に1度というのには少し不便さを覚えましたが、
日本での生活で洗濯の回数を減らすことで節水に繋がるなど考えたこともなく、いかに恵まれた生活をしていたのか気づかされました。

生涯の友達ができました。

語学学校で同じクラスになって仲良くなったペルー人の女の子がいるのですが、ちょっと時間にルーズな性格ではあったものの、とにかくチャーミングで彼女がいるだけで場が明るくなるような子なので、たとえ遅刻してきてもだれも気に留めない様な存在でした。

学校帰りに好きなお菓子や食べ物を持って、公園で長い時間をその子と過ごしました。とても印象深い?(笑)記憶に残っているエピソードとしては、夜の11時頃に彼女と人のいないオペラハウスを写真に収める予定でオペラハウスに向かいました。が、なぜか楽しくなってしまい、いつの間にか二人で踊りだしたことがあります。お酒も飲んでいたわけでもなく、音楽もありませんでしたが一緒にいるだけで楽しくて、高校の友達といるような感覚をシドニーで感じた夜でした。つい最近、彼女が日本に旅行で来てくれて久しぶりに顔を見て近況報告をし合いとても楽しい時間を過ごしました。

案の定(笑?)、バスツアーのバスに乗れなかったり予約していたSIMカードが使えなかったりとハプニングはありましたが、ガッツのある彼女は周りに助けを求めて自力で河口湖へ行くことに成功し、SIM購入からセッティングまでを学生に手伝ってもらい無事に楽しい時間が過ごせたと聞いて、彼女の問題解決能力、コミュニケーション能力にはいつも驚かされてばかりです。

ふしぎと外で話すと、いつもよりあれこれ口をついて出ます。

留学を通して得られたものとして大きいのは、やはり友人ですね。お互い拙い英語でも、伝えたいという気持ち、分かりたいという気持ちがあれば素晴らしい英語を話せなくても深いところで繋がれるのだと知りました。その状況は紛れもなく自然がそばにあったことで作り出されたのではないかと思っています。

日本ではカフェに入りがちで、公園など外で話す機会が少なかったのですが、オーストラリアでは公園やビーチでよく友人と会話をしました。外で話すと自然と日本人の友達とは話さないような些細な出来事、留学生特有の悩みや、考えをリラックスして伝えやすく、違う国の同世代の友人たちととても良い関係を築くことができ、留学してよかったなと思う理由の1つです。

友人との出会いで辛いことがあった時も乗り越えられ、最後まで楽しく過ごせたので、本当に感謝の思いでいっぱいです。

不思議を追求することの大切さを知りました。

少しでも不思議に感じたこと、疑問に思ったことをそのままにするのではなく、すぐに調べるようになったことが留学経験を経て変わった点だと思います。

オーストラリアでは、例えばヴィーガンやベジタリアンに対応したメニューが多くのお店で提供されています。日本でも最近増えてきましたが、専門店が多いかと思います。オーストラリア、特にシドニーではお店に入るたびヴィーガンマークを見かけ、バイト先でもこの料理は動物性の食材は含まれていないか?と聞かれ、ふと学生時代にホームステイ先のホストマザーもベジタリアンだったことを思い出しました。こんなにも多くの人が気にしている物について深く考えたことがなかったと思い、とにかく調べました。どんどん自分の知らなかった世界が見えてきて無知であることの恐ろしさを感じましたし、この経験をきっかけに不思議に思ったことについては追及して調べるようになりました。

日本だと少数派は肩身が狭く感じることもあるかと思いますが、物事の背景などを知ることで自分の芯を強く持ち、周りに流されにくく以前より自分の考えを主張できるようになったと思います!

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